タンパク質の摂取を少なく抑えることのできる健康米「春陽」
春陽は、総タンパク質の割合は一般の品種とほとんど同じですが、人が消化できる易消化性タンパク質(グルテリン等)の割合が3分の1まで減少しているのが特徴です。
消化されにくいタンパク質が多いため、タンパク質の摂取制限が必要な軽度の腎臓病患者等の食事療法への利用が期待されています。

 タンパク質組成分析結果

 

易消化性タンパク質(%)

 

難消化性タンパク質(%)

品種名

76kDa以上前駆体

57kDa  前駆体

37-39kDaグルテリンα

26kDa  グロブリン

22-23kDaグルテリンβ

 

16kDa

13kDa   プロラミン

 

春陽

5.0

3.0

12.6

14.0

14.4

49.0

 

13.6

37.5

51.1

ヒノヒカリ

6.5

6.5

27.3

7.3

25.4

73.0

 

8.2

18.7

26.9

 ※(財)新潟県環境衛生研究所先端技術センターに依頼した結果

100%久住産、久住町で生産された春陽を使って、久住町の酒造会社が日本酒を造りました。
 平成16年、竹田市久住町・JA大分みどり・大分県農林水産研究センター久住試験地・大分県竹田直入地方振興局農業振興普及センター、佐藤酒造や原料生産者をメンバーとした「低グルテリン米日本酒づくり」プロジェクトチームを発足。
 「特色ある日本酒づくり」と、100%地元生産による地域産品づくりや消費者との交流等により、こだわりのある製品づくりで地域の活性化をはかるため、活動を始めました。
米の生産も日本酒の生産も試行錯誤の末、純米酒「春陽の郷」が誕生。
 タンパク質のグルテリンが一般の水稲品種より低いことと、お米を65%まで搗精することで雑味のない、淡麗な日本酒になっています。
100%久住産の製品が誕生し、地域活性化につながりました。今後は、酒米利用の他に、食用米としての利用や米粉パンなど加工品への用途を検討し、春陽の産地化に向けた取り組みを行います。
このプロジェクトの取り組みは、大分合同新聞月刊誌ミックス(2006年5月号)や大分県広報誌「Viento」冬号Vol.11でも紹介されました。









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